第6回は、とく歯科クリニックの院長をされている徳山様にお話をお聞きしました。

ー人との繋がりを大切に、地域の方に愛される歯科医院を目指すー

  叔父への憧れから、自然と同じ医療業界を志すように

幼い頃から尊敬していた叔父が医者をしていて、その憧れから将来医療業界で働くことを漠然と考えていました。自分自身も周りから器用だと言われることが多く、細かな手作業が好きだったので、愛知にある大学の歯学部へ進学を決めたのが歯医者になったきっかけです。

大学在学中は、授業についていくためや、国家資格に合格するため勉強ばっかりしていましたね(笑)。卒業後は、大学のOBが在籍している大阪にある歯科医院で勤務医をしていました。もともと大阪が地元だったんで、帰ってきた感じです。

もともと開業医志望だったのですが、勤務医として働くうちに、患者さんにとって自分が最適と思える治療を提供したい想いがさらに強くなっていきましたね。

ただ、開業するのも初期費用などの関係で年々難しくなっていたので、6年間は勤務医として技術を磨き、資金を貯めてから開業を実現しました。

  内の成長と同時に自身の未熟さに気づく

私は歯科医を目指すにあたって、叔父への憧れ以外に明確な志や軸がありませんでした。そのため、6年間分の学費を払ってくれている両親に対し、申し訳ない気持ちを抱えながら大学に通っていました。志が定まっていない状態で進路を決めてしまったことに、なんとなく後ろ向きな気持ちがあったんですよね。

一方で、私が大学に通っている間に、2歳下の弟は社会人として一般企業に勤め始めました。そこでは、徹底的に社会のマナーや常識を教え込まれたようで、久しぶりに会うと立派な社会人として成長していて驚きました。同時に、歯の勉強ばかりで社会人としての基本的な振る舞いも知らない自分が、世間知らずのままで恥ずかしい存在に感じたんです。このままでは歯医者として社会に出て、患者さんに「先生」と呼ばれる資格がないなって。

このように、身内を通して社会人としての未熟さを実感したことが、私自身の大きな転機でした。

  者さんに寄り添った対応は地域ならではの強み

歯科医になった今では、積極的にさまざまな人と交流し、勉強させていただくように意識しています。そのおかげで今の自分があると思えますね。これからも人とのつながりや信頼を大切に患者さんとの関係を構築していきたいと考えています。

この地域では小さなお子さんからご高齢の方まで、幅広い年齢層の方が通院されています。地域の特性として、都心部のように特定の専門性を求める患者さんは多くありません。そのため、特定の分野ばかり磨くというよりも、地域のニーズにあわせて幅広く対応できるように心がけています。

あと、歯医者さんがそっけない態度だと、嫌な気持ちになるじゃないですか。そのため、患者さんの気持ちに寄り添ってお声がけすることや、不安を感じさせないよう十分なご説明を行うなど、細かい配慮も大事にしています。

これからも安心して地域の方が通院できるよう、患者さんとの信頼関係を深めていきたいです。

  後も地域医療を広められるように貢献したい

この仕事の最大のやりがいは、患者さんからの「ありがとう」の言葉です。

医療業界すべてにおいて言えることですが、仕事は決して一人では成り立ちません。歯医者の場合、歯科衛生士や受付、歯科技工士など、チームのメンバーがきちんと成立していないといい医療が提供できないのです。

難しい治療をなんとかチームでクリアできたときに患者さんから感謝されるのが、この仕事に就いて良かったな、と感じる瞬間です。

最近では、さまざまな縁があり、歯科衛生士の専門学校で学生さんを指導する機会もあります。もともと学校の先生を夢見た時期があったほど人に教えることは好きなので、今後は指導や教育に力を入れて、地域医療に対して広く貢献できることを探していきたいですね。

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  への負担も少ないので、ビジネスシューズに慣れていない方にもぜひおすすめしたい

ビジネスシューズは私たち歯科医業界ではあまり履く機会がないのですが、学会や講習会へ参加する際に必要なシーンも多々あります。そんなときに、ビズッパは最高のアイテムだと思っています!普段履き慣れていない人たちにとっても快適なんですよ。

以前出張で東京に行ったときにも、新幹線の中や講演会の途中で靴を脱ぎ、かかとを踏んだスタイルで過ごしていました。足の快適さも精神的な楽さもビズッパだからこそ実現できる履き心地で愛用しています。これからもずっと履きたいくらいおすすめです(笑)。